カテゴリーすべて
50音すべて
畳
- よみがな
- たたみ
たたみ。もとは「畳む」ことが出来て重ねられる物を意味し、敷物の総称であった。寝殿造りでは全て板敷きで、畳は貴人の座具であり寝具であった。室町時代末頃から室内に敷き詰める畳敷きの手法が完成して敷畳みと呼ばれ、寝殿造りで使われたような置畳と区別するようになった。畳は建築空間のモジュール単位となり、畳寸法が次第に統一されていったが、庶民生活に敷畳が使われるのは明治時代になってからである。
たたみ。もとは「畳む」ことが出来て重ねられる物を意味し、敷物の総称であった。寝殿造りでは全て板敷きで、畳は貴人の座具であり寝具であった。室町時代末頃から室内に敷き詰める畳敷きの手法が完成して敷畳みと呼ばれ、寝殿造りで使われたような置畳と区別するようになった。畳は建築空間のモジュール単位となり、畳寸法が次第に統一されていったが、庶民生活に敷畳が使われるのは明治時代になってからである。